北前船の日本遺産に追加認定!

2017年4月28日に「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」として日本遺産に認定された山形県酒田市や北海道函館市・石川県加賀市など11市町に続き、2018年5月24日に京都府宮津市や大阪市・神戸市など27市町が追加認定されたことを記念して、6日、関西の7市町が共同記者会見を開きました。

この北前船の日本遺産の件で、現在は38自治体が認定されていますが、将来的には50自治体ほどに増やして行きたいと一般社団法人北前船交流拡大機構理事長の浜田健一郎氏が述べ、出資いただいている東日本旅客鉄道・西日本旅客鉄道・北海道旅客鉄道・JAL・ANAなどとも連携し、観光振興を図るとともに、地域活性化や交流人口の拡大をしていきたい、と語りました。

また、北前船のブランド力を強化し、日本の暮らしや生活・文化に興味を持っている外国の方にも積極的にPRし、インバウンド効果も期待したいと語られていました。

参加されていた7市町のPRも行われ、京都府宮津市は「北前船まちづくり委員会」を中心に天橋立を生かしたツアー等の造成、大阪市は「住吉大社」と「だし文化」に重点を置き、「ぐるなび」と協力して味わい大阪のPRや、市内小中学校等でだし文化の「食育」をしていきたいと語る。

神戸市は神戸市初の日本遺産認定でもあり、インバウンドに期待。兵庫県淡路島の洲本市は北前船のヒーロー、高田屋嘉兵衛の生誕地であり、「高田屋嘉兵衛翁顕彰会」高田屋顕彰館を中心に様々な活動やまつりを行っているが、来年の2019年が生誕250年となるので現在イベントを計画している、との発表がある。

兵庫県赤穂市は「子ども交流プロジェクト」で交流・情報発信を考えており、兵庫県高砂市は弁才船のスピードアップを実現させた「松右衛門帆」を開発した工楽松右衛門の生誕の地であり、謡曲「高砂」発祥の地で、縁結びで有名な高砂神社とともにPR。日本海側の兵庫県新温泉町は、鳥取との交流が深く、有名な但馬牛をPRしながら、地元の人々にも北前船の素晴らしさを知ってもらう講演会等を積極的に行っていきたいとの考えを発表されていました。

今回の日本遺産認定を起爆剤に、北前船でかつて繁栄したそれぞれの都市が、面となってつながり、市民同士での交流が深まり、それが地域交流・観光振興へとつながっていけば素晴らしいですネ!!

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