今週末は「海王祭」!

直前のお知らせになってしまいましたが、もちろん今年も
出ますよ~!「海王祭」。Salty Friendsの「塩友商会」、
12回めの出店です。

主催者側の都合により、昨年よりこじんまりとしたフリマス
ペースでの出店となっておりますが、相変わらずオリジナル
グッズを販売しつつ「明治丸クイズ」も開催しています
(こちらは百周年記念資料館前で開催)。

長年ずっと6月の第一週だったのですが、段々と早まる梅雨の
季節をさけて、今年は5月末の開催となりました。今回はお天
気もまずまずの様子です。お時間ある方はぜひ東京海洋大学
越中島キャンパスへ、足をお運び下さい!
フリマスペースは昨年同様、桜並木通路際です。
皆様のお越しをお待ちしております!

東京海洋大学 第57回学園祭「海王祭」

日時:2017年5月27、28日(土日)両日とも10時~17時
会場:東京海洋大学 越中島キャンパス

<A HREF=”http://kaiosai.com/index.html”>海王祭公式サイト</A>

フリマスペース「塩友商会」は、万一雨天の場合
★2号館1階★にて営業いたします。

帆船の愛好会で「手芸部」・・・へ?何ソレ?ですよね。

SF手芸部とは、SFボラチームのうち手芸好き(あるいは苦にならない?)な女性数名

(+ときどき若干名の手芸男子も)で構成される、帆船グッズを手作りするグループ。

 

たとえばキーホルダーやTシャツ、ステイショナリー。帆船好きな方なら、一つや二つは

帆船をモチーフとしたグッズをお持ちなのではないでしょうか?

お気に入りの雑貨は生活を豊かにしてくれますが、残念ながら欧米などにくらべると、

日本は帆船グッズの種類が多いとは言えません。あってもディテールが甘かったり、

子供っぽすぎたり・・・。わぁ、素敵!これ欲しいっ!!という物にはなかなか出会えないのが現実です。

 

売ってない、ならば自分たちで作ってしまえ!という発想で、Salty Friedns手芸部は誕生しました。

おおよそ2、3ヶ月に一度(海王祭など、イベントの前にはほぼ毎月)のペースで都内某所に集まり、

おしゃべりしながら楽しく手仕事に励んでおります。

革チャーム目打ち作業

革チャーム目打ち作業

 

ちくちく刺繍 国際信号旗

ちくちく刺繍 国際信号旗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆最初の作品は、さをり織のポーチ◆

 

SF手芸部のデビューは2012年、東京海洋大学の学園祭「海王祭」。愛知県清須市社会福祉協議会

きよす障害者就労継続支援センター「飛鳥」さんとのコラボで、さをり織のミニポーチを作りました。

さをり織とは、1972年に大阪の城みさをさんという女性によって生み出されたはた織の手法で、

織手によって色彩・素材もまちまちな、とても面白い作品が生まれます。

 

「飛鳥」さんにお願いし、この生地を製品に仕立てる段階で「Salty Friends」のロゴマークを印刷した

リボンを入れていただくことにしました。納品後、さらに我々手芸部の方で刺繍を入れたり、

ワッペンやビーズを縫いつけたりし、最後にファスナーの持ち手をマリンチャームに変えて、ポーチ完成!

もちろん売上の一部は「飛鳥」さんに支払われます。

 

さをり織ポーチ 1

さをり織ポーチ 1

 

さをり織ポーチ2

さをり織ポーチ2

 

最初は学園祭の模擬店で、こんなグッズが売れるのかなぁ?;;と不安だったのですが、

さをり織の生地自体の持つパワーとユニークさが受けたのか、思いがけず大好評でした。

この時、自分たちが「すてき***」と思ったものは、お客さんにも喜んで頂ける、とちょっと

自信をつけた手芸部メンバーであります。

 

毎回、清須市から送られてくる作品の生地や雰囲気を見てから、組み合わせる刺繍やワッペン、

チャームを考えるのが楽しいんですよね♪(・・・じつは楽しみを重視するあまり、ほとんど利益は

出てないんですが(笑))さて次はどんなコラボ作品に会えるかな?

 

2012年は、さをり織ポーチの他にレジン(2液性のエポキシ樹脂)でキーホルダーや

アクセサリーも作り、これも大ウケでした。型から作った、汗と涙のレジン作品の作り方を、

ちょっと解説いたしましょう。

 

◆レジンの帆船古切手キーホルダーができるまで◆

 

ミール皿と呼ばれる金属の型に注ぎ込むタイプは、さほど難しくはありませんが、

型をとってまるごと作るタイプの作品は、ちょっと大変です。

 

1.

まずは、縁が波々になっているステンレス製のクッキー型を購入し「型A」を作ります。

このクッキー型を新品のクリアファイルの上に置き、セロテープでレジンが流れ出さないよう、

びっちりかっちり固定します。中にホコリが入っていないか確認したあと、型に1液と

2液を混ぜたレジンを、空気が入らないよう(入ってしまったら爪楊枝などでつんつんして抜きます)

静かに厚さ3ミリ程度注入。このレジンを入れた部分が「型A」の「底」になります。

2液性のレジンは完全硬化に3日ほどかかるので、ここで作業は一旦ストップ。

 

2.

この「型A」を使って、「型B」を作ります。小さめのタッパーなどの器に、とろとろの

シリコン樹脂を注ぎ入れ、そこにダブルクリップでつまんで細い棒を渡した「型A」

(例えて言うなら、江戸時代の駕籠のようなイメージ。クリップでシリコン液の中に

ぶら下がっている状態)を静かに入れます。この時の深さがポイントで、底に「型A」が

付かないよう、かつ5ミリ以上の深さに沈むようクリップのつまみ具合を調整します。

もちろん「型A」の底の下側に空気が入り込まないよう、入念にチェック。

 

シリコンは数時間で固まりますが、念のため丸一日放置し、完全に硬化したのが

確認できたら、器からポコっと外します。これで「型B」ができました。

レジン型

レジン型

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.

ここからが本番です。シリコンの「型B」に少量のレジンを流し入れ、そこに古切手

(レジンが染みないよう、あらかじめ両面に透明のマニキュアを塗布)や、あるいは

ボラチームメンバー手作りのミニチュアの帆船模型、星砂、帆船模型用のビレイピンなどを

セットします。

少し固まりかけたところで、残りのレジンをモチーフの上から静かに注入。最後に

キラキラのスワロフスキーや、錨、舵輪などの小さなチャームを表面にそーっと乗せて、

ホコリがかからないよう、ラップをかけ、ひとまずレジン部分の作業完了。

さらに3日、じっとガマンの子で待ちます。

 

4.

さて、ちゃんと固まったかな?ドキドキしながら「型B」からそっと外してバリを取り、

きれいに磨いたあと、ルーターで金具用の穴を開けます。使う金具はCカン、Dカン、

ボールチェーン、キーホルダー用のダブルリングなどなど。最後に金属製の

マリンチャームを取り付けて、やったー!できあがりっ♪

明治丸 レジン

明治丸 レジン

 

レジン キーホルダー他

レジン キーホルダー他

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・あらためて書いてみると、我ながら呆れるほど手の込んだことをしていたのに気づき、

びっくり!(笑)

時間も手間もかかりますが、でも世界でたった一つだけのオリジナルキーホルダーです。

買って下さった皆様、じつはこんなに手がかかっている作品なんですよー。これからも素材、

デザインなど日々研究です。

 

 

 

 

 

 

手芸部のブログはじめました!

SaltyFriendsのアンテナショップ「塩友商會」では、さまざまなオリジナル帆船グッズを作成して
毎年参加している東京海洋大学の学園祭「海王祭」や若洲海浜公園のアートイベント「シーフロントミュージアム」にて販売をおこなっています。

このブログでは、日々の制作過程などを写真とともにご紹介していきます!